今年こそ資格の勉強をしようと思っていたけど、全然できていない…
やりたいことはあるけど、時間がない…
いきなりですが、あなたは今年立てた目標を実行できているでしょうか?目標を立てた時点ではやる気に満ち溢れていたとしても、思うように時間がとれずに、習慣化できていないことはないですか?
そんな時は早寝早起きをして、周りよりも2時間早く寝て、3時間早く起きるだけで、自分の思い描いた人生を手に入れることができるようになります。
また、夜の過ごし方を改善することで、翌日をよりよいものにすることもできます。夜はオフの時間です。身も心もしっかりと休めて、翌日への活力を回復させるための大切な時間です。ただ重要なのがオフにも過ごし方があるということです。夜のオフは翌日のオンに向けて調整するためにあります。
この記事では、朝・夜にすべきおすすめの習慣について解説します。
朝のルーティン
早起きのメリット
早起きはやりたいことができる時間が増える
早起きの一番のメリットはなんといっても使える時間が増えることです。資格がとりたいとか趣味に取り組みたいと思ってい ても、使える時間は週末の数時間程度に過ぎない人も多いのではないでしょうか?
特に資格の勉強をしたいと思ったら朝にすべきです。仕事が終わった後はもう体のエネルギーを出し切って、抜け殻のように疲れきっています。そんな疲れきった状態で勉強しても非効率なだけです。
だから大切なことは朝早く起きてやるべきです。早起きすると心身ともにすっきりとした状態ですし、時間があるから心に余裕も生まれます。朝ほど重要なことをするのに向いている時間帯はないです。
できれば朝起きてスマホやテレビを見て、ぼーっと無駄な時間を過ごすことがないように近くのカフェに行って勉強や仕事に集中すると完璧です。自宅よりも誘惑の少ないカフェの方が集中できる人も多いと思います。重要なことを始めるには、朝が最適な時間なのです。
朝の時間を確保しても、30分では何も変えられないし1時間でも少ないです。
しかし、2時間あれば人生は少しずつ変えていけます。朝に毎日2時間勉強していれば結果が出やすくなります。3時間のうち、1時間は朝食など出社する準備に使うとしたら、やはり出社する3時間前には起きておきたいところです。
ただし、睡眠時間が短すぎると、頭がボーッとしてしまったり、二度寝してしまう可能性がありますので、たっぷり睡眠時間をとったうえで早起きしなければ何の意味もありません。人によって睡眠時間は違うので、朝2時間確保できるように起きる時間と寝る時間を調節してみましょう。
ちなみに、私は小学生の娘と21時に就寝し、5時に起床しています。
早寝早起きをすると行動的になる
1日の最初の1時間を充実して過ごすことができれば、その日1日はずっと高い集中力と生産性を維持したまま過ごすことができます。逆に朝起きて1時間をだらだらして過ごしていたらその日1日もダラダラしたものになってしまいます。
朝起きてすぐにスマホやテレビを見るのはおすすめしません。1日をポジティブに過ごすためには外部の情報をシャットアウトして穏やかに過ごす必要があるからです。
それよりも、朝に散歩するなどして太陽の光をたくさん浴びて脳からセロトニンを出して活動すると、精神的にも安定しやすくなり、アクティブに活動することができます。朝早く起きられたという成功体験から1日が始まると、前向きに行動しやすくなります。早起きしてネガティブ思考になる方が難しいです。
早く起きて勢いづけてしまえば、その日1日も行動的になれます。
早寝早起きするための具体的方法
早起きの目的を明確にする
早起きして何をしていいのかわからないという人は、結局早起きをしても家でテレビやスマホをだらだらと見て時間を過ごしたり、早く起きたのにも関わらず二度寝したりして、結局早起き自体をやめてしまいます。
なぜうまくいかないかというと、早起き自体を目的にしているからです。早起きはあくまでも何かの目的を達成するための手段です。
なので、自分に問いただしてみましょう。自分がどうしてもほしいものは何なのか。自分の人生で何を解決したいと思っているのか。自分が望む人生に必要な努力すべきことは何なのか。
目的を決めたらちょっとした楽しみを作るといいですよ。朝にちょっとした楽しみがあると、早寝早起きがより続きやすくなります。例えば朝、喫茶店に入ってモーニングサービスを受けるとか、毎朝少し豪華な朝食をとるなどです。ちなみに私の場合は、コーヒーを飲みながら、好きな本を読むのが楽しみです。
そんな感じで朝早起きをする前に、目的と楽しみの2つを持っておきましょう。
夜はさっさと寝て、朝に新しいことをする
早起きするために一番大切なのは早く寝ることです。早く寝ることができれば自然と早く起きられます。
そこで、夜に自分がやっていることを書き出してみて、朝に回すことができるものは朝に回してしまいましょう。頑張らなければならないのは朝5時に起きることではなく、毎晩22時には寝ることです。そのためにも定時で帰った方がいいです。
今の人生よりもっとより良い人生にしたいと思っているのなら何か新しいことを始めるべきです。おすすめは、運動、読書、日記をつけることです。
運動については、毎朝20分ほどするのがおすすめです。歩いてもいいし走ってもいいです。とにかく軽いエクササイズを毎朝20分必ずを行ってみて下さい。毎日運動をしていると、活動的でポジティブな思考を持つということができます。また、様々な欲求や衝動に対して冷静に対処できるようにもなります。でも朝起きてから走るのは嫌だという人もたくさんいると思いますが、どちらの方が嫌か考えてみて下さい。走るのと今の人生どちらが嫌か…。もし今の人生がそれほど上手くいっていないのであれば 騙されたと思って走ってみて下さい。本当に人生が変わります。
読書の素晴らしいところは、その道のプロから成功する方法を学べることです。一から自分で考えて勉強する必要はありません。注意点として本を読む前に必ずなぜこの本を読むのか、この本から何を学びたいのかを自問することです。筋トレをしているのであれば、効率の良い筋トレの本を毎朝10ページ、20分ほど読むのがおすすめです。
また、毎朝5分だけでいいから日記をつけるのもおすすめです。日記をつけると自分の些細な変化に気づくことができます。今日の体調はどうか、昨日何を食べたのか、何を勉強したのか、気付いたことでもいいので日記をつけることで、毎日少しずつ自分が成長して いることに気づくことができます。そうすると、今日の努力に意味があることがわかります。東大に受かるために勉強を始めて1ヶ月後に見違えるほど進んでいれば、それが勉強のモチベーションになります。日記は自分の成長の記録なのです。成長を実感できれば努力を続けることができます。
朝はエネルギーがたっぷりあるし、ストレスもなく、思考もクリアになります。夜はすごく疲れているし、頭も使い切ってもうクタクタの状態です。つまり仕事終わりに頭を使うのは向いていません。できれば夜は頭を使わずにぼーっとゆっくりと過ごした方がいいです。魂を使うのなら朝です。何か新しいことを始めるのなら朝始めましょう。
夜のルーティン
1日の決断を振り返る
私たちは仕事や自分自身の将来のために、日々の生活の中で決断を迫られることが多いです。ここで気をつけなければいけないのは、決断したことに満足をして燃え尽きてしまうことです。
例えば自己啓発本を読んで、書いてあることを行動に移そうと決断しても、翌日にはもう忘れているという経験をしたことはありませんか?モチベーションが最高値となるタイミングは、自分の将来のためにこれをやろうと決断したその瞬間で、その後はどんどんと右肩下がりに下がっていきます。
翌朝になるとその熱量はどこへ行ったのかというほどモチベーションが低くなってしまいます。そうならないためには、決断したことに対して今日は何を実行したのかという振り返りを、夜のうちに行うと良いです。
具体的な振り返り方法としては、まず、今日決断したことを思い出し、紙に書いてみましょう。例えば、プレゼン資料を完成させると決断したとして、それが達成出来ていれば◎を書いて自分をよく褒めてあげましょう。もし達成できていなかったら、どうして達成できなかったのか原因を自分で考えて次に生かすことです。時間が足りなかったのであれば、どうすれば時間をつくれるか考え、集中できなかったのであれば環境を変える方法を考えるなど、対策を考えてみましょう。
上手くいかなかった日はリセットする
生きていれば誰しも何をしてもうまくいかない日は必ず訪れます。ここで大事なのは、どんなにうまくいかない日を送っても、その感情を絶対に明日に引きずらないことです。マイナスの感情を引きずってしまって、明日もボロボロな日にしてしまっては、もう目も当てられません。その日のマイナスな感情はその日のうちにリセットしておくのがいいです。
その具体的な方法は、どうすればマイナスの状況を回避して思い通りの行動や結果を手にすることができたのか解決策を想像するというものです。入浴中に行うのがいいですね。頭で考えた解決策を次に行えば必ず思い通りになるとは限りませんが、失敗を失敗で終わらせるのではなく、解決策を考えて失敗を次の成功のきっかけにすることができます。最終的には気持ちをリセットして、少なくともプラスマイナスゼロの感情で1 日を終えることが大事です。次はこうしようという気持ちがあれば、人は前向きになれます。
人間関係の疲れを解消する
人間関係にストレスはつきものです。特に仕事の人づきあいのストレスは、本人が感じる以上に心や脳を疲弊させてしまっています。そうなると、人と関わるのは面倒で大変だというマインドになってしまいます。そんなマインドのまま仕事をしていると、相手に伝わってしまって、人間関係でトラブルを起こしてしまうリスクが増えてしまいます。トラブルを起こすとさらに人間関係が悪化して、仕事に集中できなくなってしまいます。人間関係の疲れは早いうちに取り去ってしまうことが大事です。
そのためには仕事と関係ない、純粋な友達たちと会って会話を楽しみましょう。そうすれば人と会うことは面倒で大変だというマイナスのマインドから、人と会うことは楽しいというマインドに切り替えることができます。仕事を回してくれるのは結局人なので、人と会うことは楽しいというマインドは仕事にも絶対に良い影響があります。ぜひ会いたい人に会うことをお勧めします。
今日出会った人に感謝する
常に周りの人にお礼や感謝の気持ちを忘れず、ポジティブ思考でいられる人は、人生も仕事も運が巡ってきます。自分の実力に自惚れたり、自信過剰になって、周りへの感謝を忘れてはダメです。周りの支えがあるからこそ、今の自分がいるのです。周りの人たちのためにも、もっと頑張ろうという前向きな気持ちで毎日を送って、仕事や運を呼び込み、さらに周りの人に感謝する。これほど好循環なことありません。
夜寝る前にでも今日1日会った人の顔を思い出し、心の中で感謝するといいでしょう。すると周囲への敬意が生まれ、人間関係がよりよいものになるのが感じられるはずです。
自分へご褒美をあげる
日々頑張っている自分へご褒美をあげるのは、コンディションを整えるのに非常に効果的です。自分がパフォーマンスを発揮できるように、体をメンテナンスするという考え方で自分へご褒美をあげるのが良いと考えます。
例えばお風呂もシャワーではなく湯船に浸かり、ちょっと高めの入浴剤などで心地いい入浴時間を堪能するでもいいでしょう。好きな音楽を聴いて心を癒すでもいいですし、エステに行くでも何でも構いません。
自分へのご褒美で大事なのは、自分を大事にする気持ちです。それがあると自己肯定感の向上にもなります。今日も1日しっかりと働いた自分を大事にし、明日も頑張れるエネルギーを蓄えましょう。
一人になる時間を作る
一人でゆっくりリラックスする時間をとることで、その日にたまった疲れやストレスを癒すことができます。人と一緒にいて疲れるのは役割を求められるからです。上司といたら部下としての、友達といたら友達としての、恋人といたら恋人として求められる対応をしながら1日を送っています。日中は仕事が活発に動いている状況でどうしても役割から完全に離れられない ことが多いです。やはり役割から解放された夜の一人時間の方が休息効果が上がります。
まとめ
今回は「朝活・夜活を習慣化して自分の思い描いた人生を手に入れる方法」について解説しました。
朝活でやりたいことが見つからない人は、人生のビジョンと現在地を把握することが大切です。下記の記事では、現状把握に必要な転職活動のやり方について、元人事担当者の視点で解説していますので、ぜひ併せて読んでみて下さい。